BEMANIの新作音ゲー、DANCE RUSHをやってきた話と…。

 

どもー、kazuです!

台風?なんですかそれ?と言わんばかりに今週も1日始まりましたね!私はぶっちゃけ休みどうこうと言うよりも、本日の出席に関わる連絡が遅かった事に半ギレになりかけたうんこな1週間からスタートしました!(今はもうそんなことを水に流してます。うんこだけに。)

 

 

さて、そんなことより、10/21~22にかけて、実は大阪の千日前ラウンドワンにて、とある新作リズムゲームロケテストをシークレットで開催していたのをご存知でしょうか?

 

そう、その名も『DANCERUSH』。

 

今回のこのゲームの母体は、音ゲーマーを名乗るならみなさんご存知であろう、あのKONAMI

そして、今回のロケテストから、コナミアミューズメントが権利を所有するブランド『BEMANI』であることがわかった。

 

すなわち、ざっくり言ってしまえば『あのBeatmaniaDDRポップンミュージックの後輩音ゲー』なのである。

 

さて、今回そんな謎に包まれたリズムゲーム、『DANCERUSH』のロケテストをプレイしてきた私の感想記事と、このゲームを通して少し思ったBEMANIについての個人的見解を垂れ流す、そんな記事を書こうと思う。

 

【そもそもどんなゲームなのか】

 今回のロケテでは、筐体は一切撮影禁止だったので、イメージとしてスケッチしました。 


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はい、どうでしょうか????

 

 

 

えっ、伝わらない???

 

…と、とりあえず説明しますね!!!

まずはこのツイートをご確認下さい!

 

 

そして、先程の絵を見て下さい!!!

 

そう、音ゲーをやっている人ならもうお気づきであろう…。

 

このゲーム、めっちゃわかりやすく言うと、チュウニズムを足でプレイするゲームなのだ!!!

(※チュウニズムが何かわからない人は調べて下さい…プレイ画面はまじであれをそのままイメージする感じでOKなくらい共通しているような見た目なので。)

 

要するに、図解するとこうである。

 


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ぶっちゃけもうこれで大体わかるよね!???

とはいえ一応雑に説明しておきます。

 

・プレイエリア

 

ここのエリア内に立ってプレイヤーはゲームをプレイします。

ここに立っている間、対応しているレーンが白く光り、抑えてるようなエフェクトが画面に表示されています。

(わかりやすく言うと、チュウニズムのスライダー上に手を置いてると、レーン上の対応した横位置が抑えられているような状態になるアレ。これで伝わって下さい!マジでアレと見た目ほぼ同じなので!!)

 

・ボタン

 

DDRのボタンと同じ形のアレです。

主に選曲画面を選ぶ際に、三角のボタンを、決定する際に四角ボタンを押します。

 

そして、ここで注意点ですが、今回のDANCERUSHでは、ミュージックセレクト後の、プレイ画面に移行~プレイ中でのハイスピ変更となります!

その際にはここのボタンの△と▽でハイスピの上げ下げが出来ます!

(尚、ハイスピは0.5刻みで調整可能、かつ、曲のBPM問わず、全曲ハイスピ速度固定となっています!!)

 

・バナパス

 

絵は間違えてますけどeパスかざすやつですごめんなさい(謝罪)

 

・なんかおる

 

プレイ中、両サイドに、二人くらいなんかおるんですよ。

一応、何の意味も無いというわけでなく、要所要所で『こういう風にポーズを取ってノーツを捌くといいよ~』みたいな見本を見せてくれます。

(ちなみに私はガンスルーしてましたけど、まあなんとでもなります。)

 

【追記】

 DanceEvolution staff on Twitter: "翔くんからメッセージが届きました!「おれたち他の機種にも出演することになりました~!」お披露目はまだ少し先なのですが、これから少しづつ情報を公開していきたいと思います☆お楽しみに♪ https://t.co/DAeIVZ2FK0"

 

あっふーん…(察し)

なんかおるところになんかくるんですかね…?

 

【ノーツ種類】


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まず単押しノーツ。

タイミングに合わせて、足で踏むあれです。

ちなみにこれは全てのノーツに共通していますが、この絵に描かれているLとRは、

Left Rightの頭文字の事で、『このノーツは右足(左足)で取るといいよ~』っていうプレイガイドみたいなやつです。勿論左右ガン無視でも取れます。

 

そして、絵では描いていませんが、ノーツの大きさは一定ではありません。難しい譜面はノーツサイズが小さくなって降ってきたりしました。(やっぱりチュウニz

 


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続いてはホールド。

始点は単押しノーツと同じ処理で、そこから対応しているレーンを踏みっぱなしで取りましょう。終点の判定は勿論無いです。流石にね?

 

ただし、今回のDANCERUSHでは、絵のRのノーツを見てもらったらなんとなくわかると思うのですが、この、ホールドが直角するタイミングで足をスライドさせるノーツが増えていました。

(私はこいつの判定の処理だけよくわからなかったんですが、まあなんとなくアバウトに取れます。多分)


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そして最後に、こちらの二つのノーツ。

実はこのDANCERUSHの筐体にはカメラセンサーが搭載されており、それらを利用して、こちらの動きを感知出来るのだ!

 

とはいえまあなんとなくみなさん想像出来るかと思うのですが、

このDownと描かれたノーツが降ってきたときはしゃがむ、Jumpと描かれたノーツが降ってきたときは、ジャンプするんです。ね、簡単でしょ?

 

このDownノーツに関してなんですが、色々自分で試してみたところ、『上から下に動かす動作』に反応しているっぽく、普通に腰を落としてしゃがむ動作の他に、『手を大きく上から下に振り下ろす動作』やもっと言ってしまえば、『その場でごめんなさいと謝る動作』『スタイリッシュにその場で土下座』でも反応します。いや土下座は試してないけども…。

(ちなみに、今回のロケテストでは、オリラジの音楽グループの曲であるパーフェクトヒューマンが収録されていたんですけど、この曲の譜面では、PVで中田が首を傾ける動作のタイミングでDownノーツが降ってきます。が、そのPVと同じように首を傾ける動作をすることで、Downノーツを処理出来たり、かなり自由度は高いです。)

 

と、ノーツ種類はこんな感じです。

文字で説明するとこんな感じですが、実際にプレイしてみたら一瞬で理解出来るくらいに単純システムです!!

 

加えて、こういったノーツの関係から、スコア埋めだけでなく、パフォーマンスとしての観点からプレイすることも楽しめそうでした!!

 

【プレイした感想】 

 

一言。

『予想していた10倍楽しかった!!』

 

ゲーム画面などは、完全にチュウニズム意識の画面でがあるものの、ノーツの踏み方やパフォーマンスの自由度は高く、ダンスゲームに縁のある人は、とりあえず一回は触ってみたくなる雰囲気はあると思います!!

 

加えて、音ゲーに触ったことのない人でも、何をすればいいのかわかりやすいシンプルなところもgjです!!

正式稼働したら、恐らく自分は細々とやっているかもしれませんww

 

それではここで、DANCE RUSHのレビューっぽいものを終わらせてもらいます!

ここまで読んでくれたみなさん、ありがとうございました!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まあ、この記事はまだ続くんですよ。

 

勿論、上に書いた事は紛れもない本心です。

本当に楽しかったんです。BEMANIの新作音ゲーでも自分は結構楽しめたんですよ。

 

なんですけど…いや、だからこそ、ここからは少しめんどくさい話をします。

気分良くこの記事を読んでスッキリしたい方はここでブラウザバックして頂いて構いません。というかそうしていただくと、精神上楽です。

メンタルに余裕のある人は少し、私の愚痴に付き合っていただければ、と思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【個人的な見解】

 

まずなんですけど、しつこいですが、もう一度言っておきますと、

前提として、上に書いた事は本心です。本当にこのゲーム『は』すごく楽しめました。

 

なんですけど…

 

ゲーセンと音ゲープレイヤーは無限にあるわけじゃないんですよ…。

むしろ規模は縮小してんだよ気づけよ開発と企画と母体とかもうその辺うんぬん全員はよぉ!!!!

ばかじゃねーの!????

なんで今こんなゲーム出したんだよ!!楽しかったわ!スライドノーツ微妙だけどそれ以外は本当に楽しめたわ!!

でもこんなゲーセンのスペース圧迫するような筐体を全国のゲーセン何か所設置出来るんだよ!!?

まずBEMANIが抱えてる複数機種何機種あるんだよ!?お前んとこ、この前ピアノの新しい音ゲー出したよなあ!?そんなノリで新機種出して、その犠牲に既存機種のサービス終了させていったよなあ!?しかも昔と違って他社も音ゲー出していってるんだわ!!そんな状況で、こんな設置店舗からまず限られそうな音ゲーなんで出した!?

現状稼働させている音ゲーをまた犠牲にするつもりなんか!??犠牲抜きにおめえのとこのこのゲームの席ねーから!!

 

 

…はい。

いやまあはいじゃないんですけども。

まず何点か疑問に思うところを言います。

 

恐らくなんですが、このゲームはオンラインサービスが終了したダンエボことダンスエボリューションユーザーの受け皿、そして、DDRプレイヤー、更にチュウニズムの画面を用いたシンプルさでの新規ユーザーの獲得、ざっと狙いはこんなところではないでしょうか。

 

とりあえず、元も子もないこと言っちゃうんですけど、ダンスゲームって時点で、敷居、高いんですよね。

音ゲー、始めてゲーセンでプレイする人にとって、周りの目って気にしてしまうと思うんですよ。

で、このDANCERUSHというゲームが設置出来る店舗ってそれ相応の大きさのゲーセンで設置されるかと思います。

そういったところには、当然、音ゲーマーがいます。

みんな、様々な動きをして音ゲーをプレイしていますが、新規の方がそこに足を踏み入れて、このダンスゲームをするって中々、恥ずかしさの側面で敷居を高く感じる人もいるんじゃないでしょうか?

そして、リズムに乗ってプレイしたいだけなら、今じゃスマホですら様々な音ゲーが出ている時代です。

そんな中、新規ユーザーの獲得が見込めるのでしょうか?

 

しかも、今ダンスゲームをやっている人たちだって、無限ではありません。

 

『ゲーセンにまで足を運ぶ人が、昔ほどでは無くなっているこの時代で、多くのリズムゲームを抱えているコナミ、及びBEMANIというブランドでこの設置スペースを広く使うダンスゲームをリリースする』

 

これ、本当に目先しか見てないんじゃないかって思うんです。

 

今回、このDANCERUSHというゲーム、自分は中々ポテンシャルを秘めてるものはあると思っています。

ですが、それ以前の部分に不安を覚えます。

 

仮に、このゲームが流行ったとしましょう。

すると奴らは設置店舗を増やそうと考えます。

 しかし、こんなスペースの取るゲームの設置場所増やそうとするなら、既存の機種の何かは追いやられます。

そして追いやられた音ゲーは遊べるプレイヤーすらも限られ、規模が縮小し、そして…。

なんて事だって考えられるわけなんです。

 

自分は面白いとは言いましたが、それはあくまで自分の考えで、流行るかどうかは別ですし、そもそも大体、このゲームは名称を変えつつ、前回もSTEPSTARという名前でロケテしてたんですけど、その頃はひし形だった単押しノーツの形が、横長い四角の形に変わっているんですよ。

 

これの何がアレかって?上でもちらっと言いましたけど単純です。

 

ノーツの見た目までチュウニズムと同じ形になったんですよ!!ノーツサイズ固定を含めて!!!

 

これ、ほとんど言及されていないかったんですけど、今回のロケテストからこうなっていました。

プレイ背景も元々チュウニズムっぽいとは言われていましたけど、流石にちょっとそれでいいのか?と感じてしまう人はいるはずです。

 

上記のような疑問が頭の中で浮かんでしまった時、ゲーム自体は楽しかったはずなのに、このゲーム、どれだけサービスが続くのだろう…。と考えてしまいました。

 

ただ自分はそういった背景を見ず、ゲームだけで見てみると、本当に楽しめたと感じている人間です。だからこそ、少し不安なのです。

 

色々と言いたいことは山のようにあるんですが、大半愚痴になりそうなので、最後に、自分からは、

 

BEMANIが今抱えている機種と現状、もう少し見つめ直してくれないか』

 

という一言だけ置いてこの記事はここで終えたいと思います。

 

長い駄文に付きあって頂き、ありがとうございました。

 

終。